「自分の中に毒を持て」(著者、岡本太郎)を読んでみた。
岡本太郎氏が書かれた本、という事で、・・・。
もっと奇抜なイメージを持ていたが、読んでみて著者の印象が変わった。
かといって、勿論ありきたりの事を言っているわけでは無い。
「意外な発想を持たないとあなたの価値は出ない」
「一度死んだ人間になれ」と激を飛ばしてくれる。
「ダメな人間、不安で迷って自信が無い。何をしたらいいかわからない様な人への提言。」
「自分はダメなんだ、弱いんだ」とストレートに認める事。
「そうすれば、何かしら自分なりに積極的になれるものが出てくるかもしれない。」
「無条件にやりたくなるもの、情熱をかたむけるものが見いだせれば、きっと眼が輝いてくる。」
そして「これ、と思ったら、まず、他人の目を気にしないこと。」
そして「他人ばかりではなく、自分の目を気にしないことだ」と書かれている。
何か新しい事をするとき、・・・。
確かに他人の目を気にすると同時に、自分の目も気にしている。
もしかしたら、他人の目より自分の目の方を気にしているかもしれない。
自分は自分を裏切らない。
でも、時として、自分で自分の足を引っ張る事がある。
自分は最大の味方であると共に、最大の敵にもなる。
敵になるときの自分には勝たないといけない。
そんな時の自分は、結構厄介な敵だ。