PLATEAU x SketchUp _Zoom勉強会


昨日5月4日(みどりの日)。
スケッチアップ・ユーザーグループの第7回Zoomグループミーティングを行いました。
今回は、「PLATEAU x SketchUp _の勉強会」。

東京・神奈川・千葉はもとより、富山・滋賀・京都・名古屋、南は福岡、北は山形・岩手まで、各地からの参加者31名でのZoomミーティングでした。
中にはWi-Fiのあるファーストフードのお店から参加されている方もいたようです。(便利な時代です。)

今回のテーマは、3D都市モデルを一般に公開しています話題の「PLATEAU」。
国土交通省が進める3D都市モデル整備・活用・オープンデータ化されています。

そのデータをSketchUpに取り込んで利用できないか!
一人の提案を機に、数人のメンバーがチャレンジし始めたところです。

そのタイミングで、一度オンラインでみんなで集まり情報共有をしよう。
という試みをしました。
メインで喋って頂ける人が、かなり密度の濃い資料を作って下さいました。

内容は、・・・。

PLATEAUとは、そもそもどんなものか。
3D都市モデルデータの種類。範囲。
どうやって取り込むか、その取り込み方。原点の考え方。
有料・無料、データ変換の数ある方法。それぞれのメリットデメリット。
取り込んだ後の活用事例。
PLATEAU とPlace Maker の違いの説明。
PLATEAU データに自分のSketchUpデータ合成。
SketchUp→Enscape によるムービー書き出しを見た時には、思わず空撮か。
と間違えるほどの映像でした。

また、VRへの活用。Twinmotionでの活用。など。
物凄い情報量を公開してもらいました。

他にも、Google Earth とPLATEAUの違い。
objデータをForm-Zを介してSketchUpに取り込む。
どの様に使っていくか。活用の道筋。

その後、話しは発展していき、・・・。
国土地理院地図情報について。
G空間情報
3次元点群データ、VIRTUAL SHIZUOKAの話し。
クラウド点群解析
PLATEAU → SketchUp → unity への使用例

「PLATEAU」で水害ハザードマップを再現等
クラウド上にデータを上げてそれをスマホでも見れるデータに出来る「Cesium」という3D地図プラットフォーム。

様々な話題で盛り上がりました。

実際にすぐにこの PLATEAU が実務に使えるかどうかは、難しい面もありますが。
まずは取り組んでいき、試行錯誤していけば実務にも使える。という印象です。
それにしても、参加された皆さんの取り組み方には敬服いたします。
素晴らしいミーティングでした。

SketchUp_同じタグの図形を全て選択する方法(テクニックNo.98 )

同じタグの図形を全て選択する方法のご紹介。

DXFデータをSketchUpに取り込んだ場合。
CADのレイヤーもSketchUpは読み込みます。
変換した後に、SketchUp側で、特定のレイヤーのみを全て選択したい場合のやり方です。

選択したいレイヤー(タグ)の線を左クリックで選択 → 右クリック →
コンテキストメニュー(右クリックメニュー)が出ます。
そこから「選択」 → 「同一タグのものすべて」をクリックで、選択した線と同じタグ(レイヤー)の図形を全てを一発で表示させる事が出来ます。

↓ 詳しくは下記の動画をご覧ください。

この操作方法は、スケッチアップの黄色い本。
SketchUpベストテクニック120「テクニックNo.98」でも紹介されています。
普通に考えると結構面倒な作業が必要と思っていましたので、以前はプラグイン「Layer Manager」なども使いましたがなかなか上手くいかない。

「SketchUpベストテクニック120」で、HK STYLEの木村華さんが書かれたテクニックを見て「目から鱗が落ちる」感じでした。
この本も合わせてチェックしてみてください。