奇跡

職場が変わって半月ほど経った時、病院の先生から呼ばれて話しを聞きに行きました。

先生は「もう退院していいです。」

「え~。どういう事ですか?」

私はびっくりして聞き返しました。

腎臓の検査結果、数値が正常に戻ったので退院しても良い、との事。

「病気が治ったっという事ですか?」

良い知らせではありますが、突然の事で事実を素直に受け止める事が出来ず。

「本当に治ったんですか」と何回も問いただす様に、・・・。

なぜ数値が正常になったのかはわからないし、この病気になった原因もわからない。

まだよく解明できていない病気で、治療法もわからないそうです。

ただ、現実に何年も入院したままの方もいらっしゃるそうでして。

実は前から良くなっていたらしいのですが、何せ先生もよくわからない病気で判断が出来にくく。

私たち家族へも簡単には、良くなっているとは言えなかったそうです。

慎重に慎重に、状況を見ながら先日の一時帰宅の結果も踏まえ、もう間違いないだろう。

大丈夫だろうという判断の基、今日の連絡になったという事。

但し、再発の恐れは免れないので、定期的に検査は必要だそうです。

という事で、約半年の娘の入院生活も終わることになります。

何か月かかるかわからない。何年かかるかわからない。いつ治るかわからない。

治療法もわからない。

そう言われていた事が、わずか半年足らずで治るなんて。

これは奇跡なのか。

現実に、同じ病棟には娘と同じ様に原因不明・治療方法も不明でずっと入院をしている子供達が大勢いましたので、・・・。

あのまま何年もの入院であっても不思議ではない。

その時は、うちの家族はどうなっていたのか。

自分はどうなっていたのか。

それを考えると、もっとあの時の事をもっと感謝しなければいけない。

今この文章をかいていて、改めて感じます。

その後、毎年検査はしていましたがいつも「問題無し」といわれ、現在はその検査すら不要です。

一昨年、無事成人した時は感無量でした。

勿論、自分より家内の感動はひとしおだったと思います。

その時の事を家内も綴っています。→ 

 

人生、先の事はどうなるかわからない。

お陰様で娘の病気が治ったので、私の仕事のほうは、・・・。

現場へ常駐する様になります。

結局また元に戻った。

そう感じました。

投稿者プロフィール

丹波 伸郎
丹波 伸郎
SketchUpが建築業界を始め様々な業種に普及する事が、コミュニケーションを円滑にし作業効率も上がると信じ、1人でも多くの人に伝えたいとの思いから日々思考錯誤を繰り返しています。

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