今回は2DのCADデータを取り込んでモデリングをしてみたいと思います。
半地下の小さい階段です。
動画でのご説明はこちらです。
↓
2D-CADで描いた図面。下が平面、上が断面です。このデータをSketchUpに取り込んでモデリングします。
まず、ファイル → インポート で2D-CADデータを取り込みます。
取り込む拡張子をAutoCADデータに指定します。
使うデータを選びます。
尺度 → 単位 を ミリメートルにします。
これで OK です。
インポート 開始!
こんなダイアログが出ますので「閉じる」で終了です。
無事、インポート(取り込み)出来ました。取り込むと数字・文字は消えます。取り込んだ全体がグループになっていますので「分解」します。
奥の「断面」のほうは後で立て起こして使いますので、グループにしておきます。
モデリングに不要な線は、消します。
あらかじめ基準点を打ってありますので、そこから長方形ツールで四角を描きます。
面が張られました。
全て完全には面が張れませんので、残ってしまった所は「線ツール」で手動で なぞって面を張ります。
奥にとってあった断面は、回転ツール立て起こします。回転ツールは右矢印のテンキーを押しても良いですし、この様に基準線をドラッグしてもいいです。
右下のバリューコントロールボックスが90度になったら、ENTER。
そして平面と断面、基準を合わせます。
DXFやAutoCADデータを取り込むと、尺度(縮尺)が違っている場合があります。ここの階段有効幅は1020ですが、測ると2040になっています。これを調整します。測った時点で、キーボードで「1020」と入力。
ENTER で「モデルのサイズを変更しますか?」と聞いてきますので、「はい」を選択してください。指定した部分は「1020」になり、それを基準に全体の縮尺が調整されます。
準備が出来たところで、モデリングにかかります。外側のクランクした壁を、・・・。断面を基準に高さを合わせて押し上げます。
同じ様に他の階段もそれに合わせます。
そして、微調整をします。
最後に、土になる部分を押し上げます。
余分な線は、消しゴムツールでドラッグして消します。
面が裏だったので、すべての面を表に変えました。
2D-CADデータを使ってモデリングが出来ました。
最後まで見て頂きまして、ありがとうございました。