先日TSUTAYA DISCAS で2003年に放送されたテレビドラマ「僕の生きる道」のDVDをレンタルしましたが、今日やっと返す事が出来ました。
2枚で6話分見終わりましたので内容をシェアします。(全11話のドラマ)
主演: 草彅剛 (中村秀雄) 恋人:矢田亜希子(秋本 みどり)
エンディングテーマは、スマップ「世界に一つだけの花」
ストーリーは、・・・。
私立進学高校の教員の中村秀雄(28歳)はある日、健康診断で再検査となりスキルス性胃癌で突然余命1年と宣告される。
最初は自暴自棄になっていたが、やがて「残りの人生を悔いなく生きる」ことを選び、ビデオ日記や合唱部の設立など死の直前まで自分が生きた証を最大限に残す努力を始めた。
今までの自分から気持ち・考え方・行動の変化が生まれ成長して行く過程を描いたドラマです。
やはり6話の中でも第1話が衝撃的でした。
その後主人公は、
ある日突然、
「あなたはあと一年の命です。」
そう宣告されます。
自分だったらどうなるだろう。
とても想像がつかない。
最初に彼女に告白をした時は振られます。
「あなたは真面目で良い人ですけど、小さくまとまってるっていうか、いつも人の顔色伺っていて自分の思ってる事言わないじゃないですか。何でも無難にこなすのが悪いとは言いませんけど、私は自分の考えをしっかり持っていてそれをちゃんと行動に移せる人に惹かれます。」
そのシーン。
何か、自分の事を言われてる気がした。。
毎日平穏無事暮らせればいいんです。真面目に生きてきた自分がこんな目にあうのはおかしい。何かの間違いですよね。
そう担当医に食ってかかった時の、医師の言葉。
「そうだね。君がそう思うなら間違いかもしれない。
でも確かな事が一つだけある。
それは今、キミが生きているという事。
今 生きていることに間違いはない。」
この言葉、心に刺さった。深い言葉。
秀雄が偶然、小学校の時の自分の作文を見つける。
テーマは、将来どんな人になりたいか?その一文。
「僕は幸せな人間になりたいです。
幸せな人間とは、後悔のない人生を生きている人だと思います。」
「幸せな人間とは、後悔のない人生を生きている人。」
その文章を読み、改めて自分のそれまでの人生を振り返り、深く後悔すると共に残りの人生を精一杯生きる事を誓う場面。
「僕はあのころ思い描いた人生を生きてこなかった。28年間も生きてきたのに、・・・。」
自分はその倍以上生きている。このままで死にたくはない!
自分の命だっていつまでかはわからない。
大切に生きていこう!