一時帰宅

39歳の時に入った会社で、最初の仕事は、・・・。

前にいた建設会社の仕事でした。(要するに、今度の会社は前の会社の協力業者です。)

具体的には、千葉県・勝浦の会社社長の別荘の新築現場。

「この現場の図面をまとめてほしい。現場常駐はしないでこの事務所でまとめるが、時々打ち合わせには行ってもらいたい」

「今日は、初日で申し訳ないが現場に早速打ち合わせに行ってくれ」との事。

早速、勝浦の現場へ行き打ち合わせに出発。

千葉駅から外房線で約90分。駅からかなり遠いらしく車で迎えに来てもらいました。

一応現場を見ると、海沿いにありプライベートビーチまである最高のロケーションです。

早速、現場事務所で挨拶をするとすぐに、・・・。

「で、いつから現場に詰めてくれるの?」っと言われ。

「っえ。」 (何か話しが違う、どうなってるんだ。と思いつつも、・・・。)

「常駐は出来ないです。」と家庭の事情を説明し、何とか納得してもらいました。

それほど忙しいっていう事です。

そうこうしているうちに、娘の入院は半年近くになっていました。

腎臓の検査の数値が今まで異常に低かった(悪かった)ものが、一時上がったらしく特別に「一時帰宅」の許可が出ました。

一日か二日間くらいだったと思います。

半年ぶりに帰ってきた妹。

お姉ちゃん(長女)も、お兄ちゃん(長男)も素直に喜びを出すタイプではないですが、さすがに嬉しさを隠せない表情でした。

家族で団らん。久しぶりに皆で一緒に晩御飯を食べている時、この当たり前の事に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

仕事は、現場が少しづつ追いつめられる状況になり、現場に打ち合わせに行く頻度も高くなって行きます。
このままで大丈夫か?本来なら現場に詰めて対応しなければ間に合わないかも、と心配になります。

ある日、病院の先生に家内と二人呼ばれます。
「何の話しだろう」と不安な気持ち一杯で先生の所へ行きました。

投稿者プロフィール

丹波 伸郎
丹波 伸郎
SketchUpが建築業界を始め様々な業種に普及する事が、コミュニケーションを円滑にし作業効率も上がると信じ、1人でも多くの人に伝えたいとの思いから日々思考錯誤を繰り返しています。

くわしくはこちら